X-メン
X-MEN (2000)
監督:ブライアン・シンガー
キャスト:ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、イアン・マッケラン、ファムケ・ヤンセン、ハル・ベリー、アンナ・パキン
★★★★★★★☆☆☆ 7
今観ると、そうそうたる顔ぶれの初期「X-メン」。
実は深みのあるこの作品は、こんな人におすすめ。
- アウトローな人、世の中の不公平さに憤ってる人。
- メッセージ性ある映画が好きな人。
- 超能力がほしい人。
ヒーローものが好きなら、すでに観ていると思います。
むしろアメコミなんてくだらない、と思う人にこそ観てほしいです。
ミュータントというSF的な題材ですが、世の中の差別に当てはめると案外深みのある作品です。
とはいえ難しいことは置いておいて、突っ込みどころ満載の楽しい作品です。
特に面白いのは、キャラクターのスペックに差があること。
ヒュー・ジャックマン演じるローガンことウルヴァリンは、単に爪を振り回すのみ。
でも再生能力があることでほぼ不死身です。
強力なサイコキネシスをもつドクター・ジーン・グレイがおそらく最強ですが、1作目ではまだ不安定。
ストームは雷や嵐をコントロールできます。
インパクト的には圧倒的に強いんじゃ?と思うのですが、なんか使い方が上手くないです。
そして、リーダーのはずのサイクロップスは目から光線出るのみ。
別に目からじゃなくてもよくない?武器で光線出せばよくない?と思いますが、目から出すのです。
でも使い勝手悪そうですね。実際、どんどん出番減っていきます。ウルトラマンのスペシウム光線の方がマシです。
でもやっぱり、一番はチャールズ・エグゼビアことプロフェッサーでしょう。
1作目ではまだお肌つるつる、頭ぴかぴか。つぶらな瞳に癒されること間違いなしです。